お客様対応と技術を磨いてベテランメカニックに育つ

金子 俊樹サービス課 2012年入社 自動車大学校卒

学校とは違う作業スピードとお客様との会話

入社して導入研修の後、メカニックの新入社員9人は、前橋市泉沢町にある研修センターで半月ほどサービス技術研修を受けました。研修後は別々の店舗への配属で分かれましたが、この研修のおかげで同期の絆ができて仲の良い関係が築けました。

入社前、整備の仕事ならできるだろうと思っていたのですが、実際の現場はやる事の内容が違うし作業スピードが違うので戸惑いました。一番違ったのは、お客様と話をするということでした。整備の結果を説明して質問に答えるとか、修理の見積もりをして提案するとか、お客様と会話をする機会が多いところです。サービスステーションでアルバイトをしていたので接客には慣れているつもりでしたが、整備の説明をするのは難しくて、先輩に教えてもらいながら覚えていきました。

整備を行ったお客様には、1週間後に電話をかけて調子を伺うことになっています。8人のメカニックが順番に当番で電話をかけるのですが、これもはじめの頃は緊張しました。

経験を積んでわかってくる整備のやりがい

車検一つでも内容の濃い仕事です。大体2時間くらいの作業ですが、車種や走行距離で作業内容やポイントが違いますし、終わってからお客様に報告するのも専門用語を使わずわかりやすい説明をしないといけません。やはり先輩のやり方を観察して教えてもらいながら、だんだんと仕事の仕方を身につけました

経験を重ねて仕事を覚えていくと、作業にかかる時間も短くできるようになってきますし、楽しさもでてきます。故障の診断をしていて、例えば配線図を見ながらテスターで調べて、ここがおかしいとわかった時はうれしいですし、修理が終わってお客様からありがとうと声をかけてもらえるとやりがいを感じます。

今は自分が中堅として後輩を育てる側に

去年、スバルのTS(テクニカルスタッフ)認定3級という資格試験に合格しました。次は2級に挑戦しますが、難しいのでまだまだ経験と勉強が必要だと思っています。新しい技術については、工場を代表して社内の研修センターで開催される自社の研修に参加して、店舗に戻った後みんなに教えるということもやっています。

後輩が3人いるので、私も工場の中ではもう中堅のクラスに入ってきました。後輩の仕事を見てあげることが必要だと思っていますし、教育担当のFA(フレッシュマン・アドバイザー)の経験もありますが、教えるということの難しさも感じています。気配り目配りを大切にする仕事の基本や、お客様を待たせない作業時間の管理をしっかり教えていきたいと思います。いま自分自身が目指すのは、もっと難しい故障診断ができるようになること。特に電気系の故障診断は難しいので、日々勉強して技術を磨きたいと思っています。